日本と違う世界     

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Drone Aerial view of Suburban federation residential house in Sydney NSW Australia

私は、高校卒業後オーストラリアへ6年間ほど留学をしました。日本から出て、オーストラリアで生活をしてみると、いろいろな考えがあって、みんなと違って良いんだ。と、自分の考えに自信を持てるようになりました。

私の高校のクラスではいじめがあり、特定の子がいじめられていました。クラスのみんなもターゲットにされたくないからか、いじめっ子の子に対して何も言えなかったです。

私も最初はそうでしたが、いじめらてる子が悩んでる姿を毎日見ていたら、だんだん怒れてきてその勢いでいじめっ子に「あのさ〜、○○ちゃんのこといじめてるよね?」と話しに行きました。

その後、いじめらてる子は学校を辞めてしまい、次にターゲットになったのは私でした。聞こえるようにコソコソ話されたり笑われたり、それが約半年以上続きました。有難いことに、母にも相談に乗ってもらったり、当時所属していた部活のメンバーに支えられ乗り切ることができました。

でも、クラスの中では一人も助けてくれる子はいなかった。むしろそれまで一緒にいた子まで、いじめっ子のグループにいってしまい、クラスの中では一人ぼっちになりました。

その時感じたのは、「どうして自分の意見を持つ人が少ないんだろう。」「どうして多数派の意見に合わせるんだろう。」「どうして一人になることを恐れるんだろう。」

私自身も一人ぼっちになるのが嫌な性格で、一人ぼっちになるとなぜか不安でした。

オーストラリアで生活をしてみると、日本では当たり前だったことが当たり前じゃなくなりました。

  • 人の目を気にしない・・・幼児時代から、ひとりひとりの個性を大切にするということを学んでいるため、人と違うことを言ったり行ったりしても、「その人はそういう考えなんだな」と受け入れてくれる
  • 困った人を見たら、すぐ助けてくれる・・・駅などで重たい荷物を運んだりしてると、「手伝いますよ」と助けてくれる
  • 電車やバスが時間通りにこない・・・時間通りに来なくても、それに対して文句を言う人は少なく「着けば良いや」という考え
  • お店の店員さん同士が話している・・・お客さんが来ても、店員さん同士は話し続ける(会話の邪魔をしてごめんなさいって思うくらい 笑)
  • コンビニの商品が変わらない・・・日本のように新商品が出る頻度が少ない
  • 週末は海に行ったりバーベキューをして過ごす・・・家族や友人と一緒に過ごす人が多い
  • 学校での先生と生徒の関係性・・・先生は生徒に教えるというより、一緒に学ぶという姿勢がある 生徒も質問があるとどんどん聞いて、みんなと意見の交換をし合う

まだまだ他にもありますが、日本と違う世界を知ってもっと自由な発想で生きていいんだなと勇気をもらいました。人の意見に流されず、自分の意見を持つとういうことが生きやすさにつながると実感しました。

マイペースな私にとって、ゆったりとした時間が流れているオーストラリアの生活は居心地がとても良かったです。

留学に興味を持たれていたり、日本の外の世界はどんな感じだろう?と思われてる方には是非、他の国の生活を知って生きる糧にしてほしいです。

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